まえたなのblog

主に観光関連,好きな本、自分の考えなどについて書きます

京都東山区のオススメ 知恩院

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記事の内容

知恩院とは 知恩院へのアクセス 知恩院へ訪れてみた 知恩院の七不思議

知恩院とは

知恩院 正式名称は、知恩教院大谷寺。 浄土宗の総本山。山号華頂山

浄土宗京都四カ山の1つ。ちなみに浄土宗京都四カ山には、総本山 知恩院大本山 金戒光明寺大本山 百萬遍知恩寺大本山 清浄華院がある。

承安5年(安元元年・1175)に法然上人が東山大谷の吉水に建てた草庵に始まる。天正3年(1575)に正親町天皇の綸旨によって浄土宗の総本山となった。

・アクセス 

京都駅からバスで知恩院前で下車

京都駅烏丸線に乗り烏丸御池駅地下鉄東西線に乗り換え。東山駅で下車

知恩院に訪れた

 御朱印の写真からわかるように11月22日に知恩院に訪れた。私の場合祇園四条駅近くのゲストハウスに宿泊していたため徒歩で知恩院へ行った。その道中に建仁寺に立ち寄り、さらに知恩院の次には青蓮院、南禅寺永観堂など東山区を徒歩でまわった。徒歩でも充分回れる範囲であり徒歩だと電車やバスだに比べ京都の街並みをより楽しむことができるため時間に余裕のある方には徒歩で観光することがとてもオススメ。

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知恩院へ向かうと大きな門が見えてくる。初めて訪れたためこの門の大きさには驚いた。この日は天気はあまりよくなかったが、紅葉がとても美しく観光客で賑わっていた。

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知恩院では2つの御朱印を頂いた。知恩院に縁結びのご利益があることをこの御朱印をもらいはじめて知った。知恩院の奥に濡髪大明神が祀られていて、いつごろからかは分からないが京都の人々から縁結びのご利益といわれ始めたらしい。また御朱印にある狐は知恩院にまつわるお話である「忘れ傘」に白狐が出てくるかららしい。

知恩院の七不思議

1 鶯張りの廊下

 御影堂から集会堂、大方丈、小方丈に至る廊下は二条城と同じように歩くと鶯の鳴き声のような音がなる。

2 瓜生石

 瓜生石は知恩院ができる前からあるといわれている。八坂神社の牛頭天王が降臨して一夜のうちに瓜が生えて実ったといわれている。また二条城へ続く抜け道の出入り口であったともいわれている。

3 大杓子

 大方丈入り口の廊下の梁にある長さ2メートル50センチ、重さ30キロもある巨大杓子。三好清海入道が、大阪夏の陣の時にこの杓子を持って暴れたといわれている。

4 三方正面真向きの猫

 方丈廊下の杉戸狩野政信が描いた猫の絵がある。この絵はどの方向から見ても見てる人を睨むらしい。

5 抜け雀

 狩野政信が描いた大方丈菊の間の襖絵には、かつて万寿菊の上に数羽の雀が描かれていた。しかし命を得て抜け出したといわれている。

6 忘れ傘

 御御影堂正面の軒裏に置かれている傘。名工左甚五郎が魔除けのために置いていったいわれている。また御御影堂建立の際、この辺りに棲んでいた白狐が、居場所がなくなるため新しい棲居を作ってほしいと頼んだ。それができたお礼として傘を置いて寺を護ることを約束したなどといわれている。

7 白木の棺

 三門桜上にある2つの白木の棺。三門造営奉行の1人五味金右衛門夫婦の木造が納められている。

 このように知恩院には様々な言い伝えがありそれらを知った上で行くことがオススメ。京都東山観光する際には是非訪れてみてください。